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2019.04.09

OLD JOEで着る ”麻”

 

 

 

 

 

 

 

この春から夏に着たくなる素材の一つリネンは、OLD JOEが得意とするファブリックで、kaddishの大好きな素材。

リネンの何処がそんなに良いのか?

それはやはり着込んでいくにしたがって生まれてくるシワです。

 

 

 

 

麻はシワを楽しむもの

 

スタッフ着用のジャケットは、一度水通ししてシワを出しました。

新品の状態にあるハリは無くなり、クッタリした落ち感と深いシワが、長く着用してきたような、こなれた雰囲気を生み出します。

これが他の素材にないリネンの魅力で、ドレスよりの服にもカジュアルさを感じますし、生地が柔らかさを増し、体に馴染む感覚もあります。

通気性に優れた素材として、湿度の高い日本の夏にも気持ちよく着て頂けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

OLD JOE LINEN ITEM LINE UP

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デニムのような退色を狙った、中白染めで染色した太番手のリネン糸を使用したジャンプスーツ。

薄くて軽く、夏には袖を越しで絞っても気持ちよく着て頂けます。

 

 

 

 

BELTED DAPPER SUITS

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロープ染色したインディゴ糸にリネンの横糸で織った、綿麻デニムのセットアップ。

20年代のJAZZ MANと現代的なリラックス感の同居を狙ったフィッティングが絶妙。

 

 

 

 

 

DOUBLE BREASTED SWING JACKET

SUMMER SACK TROUSER

 

 

 

 

 

 

 

 

麻袋のような粗野な雰囲気のリネンシルクキャンバスは、濃度さを付けたグラデーションカラーの糸で製作。

絞っていないウェストと、少し肩が落ちるように低く設計した袖山は、カバーオールのようなヌケ感のあるセットアップ。

 

 

 

 

 

PALM BEACH SACK JACKET

SUMMER SACK TROUSER

PEAKED CAP

 

 

 

 

 

 

 

19世紀末ディティールとスタンドカラーをミックスした、不思議な雰囲気のフロックコート。

超高密度に織られたリネンキャンバスは、アンティークリネンのようなきめ細やかさとネップ感。

膝から裾にかけてストレートに落ちるワイドトラウザーは、デニムのような中白染で、薄手で真夏にも気持ち良い素材。

 

 

 

 

 

STAND COLLAR FROCK COAT

STRING WAIST WORK TROUSER

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

photo : Toshihiro Inaba

text: Yoshinori Yamashita

 

 

 

 

 

 

 

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