Leica M monochrome (typ246)
やってしまった
買ってしまった
モノクロで撮り続けていて、ライカを使っていれば嫌でも気になる存在だったMM(М monochrome)
でも買うとはそんなに思ってなかった、第一買える値段じゃないと思っていたし
でもそこはデジタルカメラ、古くなれば値は下る、いや下がっても高いが
年々フィルムは高等し、そもそも買える選択肢も減った
フィルムは今後も撮り続けるけどね、でも現像も難しいとなると日々撮るものを日々確認するのすら難しい
撮ってる日常があるから、いいものが撮れるってのは間違いないと思っている自分には
思うように撮れない外部的要因が、かなりストレスではあった
結果的に最も撮影回数に恵まれるカメラは気づけばiPhoneになってしまっていた。
Summicron 35mm F2
それでもモノクロはやっぱりカラーから色情報を消した写真のことじゃない、輝度だけで表現されてなけりゃ嫌だ
ずっとフィルムを撮ってきた過去の自分が、デジタルカメラでの作品制作の邪魔をする
人に言わせれば余計なお世話、作品の主眼じゃないことは百も承知だけれど
そういうものだって自分で決めてしまったからには仕方ない
だから、Mシステムを移行しつつこのカメラなら許されるんじゃないかという自分なりの妥協点なのだ。
Summicron 35mm F2
手元に届いて一夜明け、まだ100枚も撮ってないが既に謎の納得と、安心感がある
これはいいな、が自然に出てくる
明日は雨だそうだけど、写真を撮りに行くんだろうな
稲葉