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2020.06.22

昨日の明日

 

 

 

 

 

 

 

天気予報に最高気温30度の文字を見るのも普通になってきた6月後半。

梅雨入りしたと聞いたわりに、ここ数年は雨ばかりの梅雨というのを思い出せない気がします。

10年前とかはもっと雨だったような。

 

去年はどうだっけと思って写真を見返していました。

 

 

 


Leica DⅢ TMAX3200(1600) / MS OPTICS Sonnetar 50mm F1.1


 

 

多分6月11日。

2019年6月の天気予報とか、ネットで見れるんですね。

過去の天気を調べるのはなんか不思議な気分ですが、6月11日は10日と12日が雨なのに一日通して福岡市は晴れでした。

 

写真1枚から思い出すと、11日の前後も晴れていたような気になってしまうなぁ。

思い出は勝手に着色してしまいがちですね。

 

 

 

 

 

稲葉

 

 

 

 

 

https://kaddish.jp/blog/22740

2020.06.16

変化

 

 

 

 

 

彼女が髪を切った。

2月くらい前の話ですけれど。

 


Contax G2/Portra160…だと思う。


 

これは髪を切る前の彼女。

もう10年近く長かった髪を思い切りよくショートにした。

正直別に驚きもしなかったんだけれど、新鮮ではあって

過去8年分くらいの写真を見ても当然髪の短い時の写真などないので

写真の中の彼女と今の彼女を見比べると不思議な気持ちになる。

 

思い出的な記憶が写真の一要素だけれど、撮る感覚が毎日に近い自分にとっては

その時間の移り変わりはかなりなめらかなグラデーションで

髪が急に短くなるような移り変わりは今までなかったような気さえする。

 

見慣れた被写体として撮りなれてきたものが変化するのは面白い。

 

 

 

 

稲葉

 

 

 

 

 

https://kaddish.jp/blog/22505

2020.06.15

C-41

 

 

 

 

 

 

3月4月5月と、よく行っていたラボが閉まっていたこともあって

現像へ持ち込めていないフィルムが溜まっていた。

モノクロは普段から東京へ現像に出すので問題ないといえば無いのだけれど

たまに気分転換で撮るカラーフィルムは最早なにを撮ったのかの記憶すら曖昧なものもある。

 

 


Leica M4/summicron 35mm / Kodak GC200


 

 

 

トラックで撮影をするついでにぶら下げていって

記録のように撮って、忘れた頃に出てくる写真。

 

カラーフィルムは鮮やかだから、なんとなく過去感が薄い。

 

 

 

 

稲葉

 

 

 

https://kaddish.jp/blog/22469

2020.06.09

この頃の話です

 

 

 

 

 

 

まちなかの人通りや、店の営業時間なんかも大方もとに戻り始めましたね。

7月の後半の展示会に向けて、鋭意制作を続けている今日このごろ。

 

さて”写真は日々撮るものだ派”と”撮りたい時だけ撮れば良いじゃん派”

写真を趣味より少し本気でやっている人たち(展示を個人でやったりするハイアマチュア以上の方たちかな)には

大きく分けてこの2派閥があるような気がします。

 

日々撮るもの派の方たち曰く

「日々変わりゆくものが周りにあふれているわけで、シャッターチャンスにカメラを持ち合わせていなかった、では話にならない」

 

うん、もっともだと思います。コレについて反省することは本当に多い。

気分が乗るか乗らないかとかではなくカメラは持ち歩かなければなとよく思います。

 

一方で撮りたい時に撮るべき派の方たちに言わせると

「日常の中でカメラを持っていないから出会えるものもあるし、そこで撮りたいという気持ちにならないものを撮っても嘘だ」

 

一理ありますよね、その場所や事柄と自分との間にカメラを挟むわけですから

それはいつも歓迎されるかわからないですし、人に緊張を強いることもあります。

そもそも義務的に撮らなきゃってのが違うってのもよーくわかります。

 

ここのところ2ヶ月ほど思うように出かけられず、そもそも撮ったものの現像が家で行えないこともあって

撮っても見れないというようなサイクルに自分はハマってしまいました。

 

撮る→見る→考える→撮る…

 

そんなサイクルで写真をやっているのが通常なので、どこかが滞るとそもそもの撮影に向かえなくなってしまいます。

周りの環境に言い訳ばかりしたくないのですが、なんか停滞気味な状況にあっという間になれてしまっている自分が怖くもあります。

 

僕は先に書いた2派閥で行くと、ズルいことにそれぞれの派閥を行ったり来たりしています。

自分の心情に素直といえば聞こえは良いけれど、優柔不断と言われればそのとおり。

今はもとのサイクルに戻したくて無理やりにでもカメラを持って外に出たいと思っています。

 

 

 

 

 

稲葉

 

 

 

 

 

https://kaddish.jp/blog/22161

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