先日書いたelmar 35mmのネガが上がってきた
仕事から帰りそのままデュプリケーション
…あれ、なんかめちゃくちゃピント外してる。
ボヤケテシマッテスイマセン
バルナックライカがピントを見るのに癖があるとは言っても、もう40本以上撮ってきた。
まさか距離計不良か…
すぐに友人に電話して、件の写真を見せてみる。
友「いやいや、これお前のせいじゃないやろ、ひどすぎる。」
稲「…だよねぇ」
モヤモヤすること約一時間
時刻はもう23:30
仕方ない、、距離計を図ろう。
デジタルカメラにマウントして測ってみる。
なんと表示距離とピントが合う位置が違うではないか。
それから調べること15分ほど。
わかった結論としては
・初期型のelmarには対応するボディが決まっている
・今使っているDⅢではそもそも連動しない
大きく分けてこの二点。
elmarの初期型には様々なタイプがあると聞いてはいたが、
まさか使えるもの使えないものがあるとまでは思っていなかった。
侮るなかれ、ライカ沼。
私の腕の問題ではなかったが、私が無知でした。
「ブログにあーだこーだ書いといてこれかぁ、恥かいたなぁ」
でも不思議と損した気はしない。
貴重な経験をしたし、このレンズは誰か必要のある人のところへ旅に出てもらおう。
そんなことを思っていると日付が変わっていた。
23歳最後の夜、elmarは私に何か教えてくれたようだ。
稲葉