3月末辺りからいよいよ出歩くのも憚られる空気。
折角暖かくなってきたというのに、散歩しながら写真を取るのも難しいです。
家にいる頻度が増えると、なかなか撮れるものがパターン化しがち。
それでも長い目で見ると、後に見返すのは面白かったり
ただそれを続けるのって本当に難しくて、好きだったら続けてられるというほど理屈は簡単じゃないようです。
Leica DⅢ/Sonnetar 50mm F1.1 / Adox scala 160
2月辺りから建て壊し始めた隣のマンション。
先月の終わりまでで120枚程度は撮ったでしょうか。
毎朝工事の音で起きて、ベランダから崩れていく建物を撮るのは一つ生活のペースでしたが
それも落ち着いて更地になってしまうと、一旦リビングに置きっぱなしだったカメラと距離感ができてしまったような気がします。
むやみやたらにやれば良いということではないけれど
撮っていないと発見もない。
このジレンマはまだまだ続くんでしょうね。
今月はOHに出していたカメラが帰ってくるので、きっとそこで少し気分が変わるはず。
今は焦らず急がず、な気がします。
稲葉