リビングのソファーor床で眠るという生活を10年ほど続けてました。
6時半ごろになると妻と子が2階から降りて来て、僕は毛布にくるまったまま朝の挨拶をして、そのまま僕は朝食を食べている家族の横で眠り続ける事も良くあります。
子供たちが大人になって思い出す父がリビングで寝ている姿ではいけないと、最近ようやく気付きました。
ランニングを始めた理由も同じ事で、一つの事をやり続ける父親を見て欲しいと思いました。
先日家族を連れて実家に帰った時、母親が部屋の整理をして見つけたという、父親の葬儀の時に職場の同僚が読まれた弔文を読みました。
「君の将棋は常に我慢の将棋だった。それは君という男をそのまま表していた。いつも家族を守る事を考えていた君が今、どれほど悔しい思いでいるか。」
それを読んで僕は40歳だった父親に教えられました。
敢えて合格ラインに無い高校を志望して、コツコツ努力を重ねて目標を達成する息子の姿にも教えられました。
今度こそちゃんとします。
山下