2020.11.30
「盆栽をこんな風に見せる俺、どうですか?なんて気持ちは、樹齢100年を超える盆栽達を前にして、とうの昔になくなりました。先人達からたまたま引き継いできたものを沢山の人に伝えて、次の人に引き継ぐのが僕の仕事です。」と語るGALLERY SHIMAZUのオーナー、島津さんの言葉には、盆栽の魅力に取り憑かれて中学を出て直ぐに園芸の道に進み、失敗と挫折を繰り返して、奈落から這い上がってきた人ならではの強さと謙虚さが滲み出ている。
この人なら安心してkaddishのレイアウトをお任せできる。
そんな島津さんが育てた盆栽をお客様への迎花として、今後kaddishに飾ります。
ご来店の際は愛でて頂けたら幸いです。
山下
2020.11.28
Mose Allisonのレコード聴きながら書いてます。
OLD JOE 21SSのオーダーミーティング初日にして、後は数量を調整したら完成というとこまで仕上がりました。
これだけの予算を組んでおいて、僕と稲葉で意見が食い違う事も無く、こんなにスムーズに事が運ぶって、そう無いんじゃないかな。
それくらい今回のOLD JOE は、ブランドとしての役割やストロングポイントが分かりやすい。
「分かりやすい」という言葉は時々ネガティブにとられがちだが、まさか何屋か分からないようじゃお話にならないでしょうに。
そこにkaddishの気分を反映したイレギュラーさを足すことで、「刺激」と「安定」の「調和」が生まれるのですよ!!
それが見えた今、マインドはソフトバンク・ホークス並みに最強です。
とはいえ翌日スワッチを見直したら、やっぱ昨日のプランは違うなんて事しょっちゅうだから、やっぱ野球は9回裏まで分からん。
山下
2020.11.27
OLD JOEの来季は、欲しいものが各ジャンルごとにあって絞り切れるのか悩んでます。
"これ着たい"が本当に多かった。
週末からミーティングかーと思いながら
帰りは山下とバラバラの飛行機だったんですが、手配ミスで危うく東京に手ぶらの素泊まりをするところでした。
無事帰ってこれたので、やっぱりミーティングです。
稲葉
2020.11.26
商品サンプルを見渡しながら「この1~2年でようやく思ってる事が形になってきた。」と語るOLD JOEの高木さんには、市場への目配せや打算がまるでない。
その探求心と精神力の強さが細部に宿った服に、いつも驚かされる。
その高木さんの思いを編集、翻訳して一人でも多くのお客さんに伝えるのが、我々ショップ側の務め。
真夜中の展示会場、高木さんと2人で焼肉ジャンボのお弁当を頬張りながら(キムチを独占して翌日お腹を壊す事になるとはつゆ知らず)僕は決意を新たにしたのでした。
山下
2020.11.24
明日はOLD JOE展示会のためお休みを頂きます。
ここ何日か急に冷え込んで冬本番な感じですが、気分は来春です。
今年の入荷もあと少し、来季の準備もやらなきゃですね。
店内改装とミーティングの反復横跳び頑張ります。
稲葉
2020.11.23
25日(水)は展示会出張の為、休業日となります。
来シーズンのOLD JOEが何をやってくるのか、乞うご期待です。
実はこの博多人形の購入を決めるまで一月悩みました。
作家も年代も不明なのに謎に高いから、、、。
きっとこのオーナーは、本物だから偽物だからとか、いくらで仕入れたからこれくらいで、という業界的価値観じゃなく、作品を前に何を感じるかが大事で、所有することの満足感とか、気に入ったものを手放すならこの金額は頂きたい、金額が妥当か否かはそれぞれの判断に任せるという、ある種の絵画の如く客を値踏みしているのだろうと。
もう僕は突っぱねられるのを覚悟で、ドキがムネムネしながらお値段交渉してみると、、、あっさりと気前よく応じてくれました。
ただの気のいいオジサンが、テキトーに値付けしたみたいです。
なーんだ、もっと値切っとけばよかったぜ、ゑへへ。
山下
2020.11.22
BGMに流していた映画が終わってCDに切り替えた途端、出力が違い過ぎて爆音ドーン!で、その場にいたお客様方にはご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした。
ゑへへ。
山下
2020.11.21
妻の武勇伝。
中学生時代に他校の生徒からカツアゲに逢い、同級生達が次々に小銭を差し出す中、辰吉丈一郎を尊敬し自伝に影響されていた妻だけは「金は無い」の一点張りで、不良中学生達を黙らせたそうです。
山下
2020.11.20
MADLIBのトラック集を聴きながら書いてます。
昨日はアンティークショップやギャラリーを回りながら、忙しさと資金難で中断してる、店内改装のネタを探してました。
で、お店の顔である入り口のレイアウトが、やっとイメージ出来てきました。
今オシャレだとされるデザイナーの家具やプリミティブなオブジェ等を見たり探したりしてるうちに、それらを借金して集めてもイイかもしれないが、ホントに自分の腹の底から湧き出た美意識なのか?という疑念が湧いてきて、今は、例えばカール・オーボックの隣にファミコンのカセット置いて説得力があれば、それがワンアンドオンリーだろうと(あくまで例えばの話しですよ)いうマインドです。
でBGMがセックス・ピストルズとか、ソッチのほうが100万の椅子よりカッコイイ〜!みたいな。
って言葉にするとたいそうイキってますが、そこは吹けば飛ぶような個人商店のDIYの話しですから。
マインドの話しですからね。
山下
2020.11.19
僕の愛車は2020年だというのにエアコン無しの軽トラックです。
昨日謎の故障で路上で停車し、絶賛代車生活なのですが
最近の軽って静かだし、キーレスだし、、、快適ですね…
文明に取り残されている気がします。
稲葉
2020.11.18
OLD JOE レザーコートのスタイリングのヒントにパリコレ等をチェックしたけど、「誰が見ても高い服」なスタイリングが刺さらなくて、古着屋でレギュラーの501を2本買い足しました。
ブルーハーツのリンダリンダ期、もしくはコルビジェ先生の作業服(コルビジェジャケット)に見る「隙」こそがパーフェクトではないかと。
去年ウチが鬼積みしたOLD JOEのアンダーウエア上下にバサッというのも、隙があってイイ。
僕の場合なのでファッショナブルかどうかは分かりません。
山下
2020.11.17
Apple Musicの音源をオーディオに繋いでみたら、出力の差こそあれ、レコードの音質とほぼ変わらない。
アンプとスピーカーに拘ればデバイスの問題じゃないことが分かって、高い金でレア盤買ってる無意味さにモヤモヤ、、、。
山下
2020.11.16
実は明後日から赤坂のWATANABE YOUFUKU ZAKKATENさんのディスプレイに
しばらくの間写真を展示します。
写真展というよりは、店の一部として定期的に作品を取り替えつつロングスパンで見てもらえる感じです。
つくづく、洋服とアートとか音楽、垣根なく楽しめるのが理想だなぁと思います。
稲葉
2020.11.15
今日はレコード女子と音楽の話しが盛り上がって楽しかったー。
世代に関係なく同じモノを共有出来るって、それだけで嬉しい。
山下
2020.11.14
信じられない事が起きています。
あのOLD JOEの入荷が納期予定どおり、何ならチョット早いです。
やればできるじゃないか!
早くもOLD JOE秋冬最後のウェアが今日入荷しまして、これがシビれるほどカッコイイ。
早く自分の身体に馴染ませてクッタクタにしたい~。
山下
2020.11.13
新調したCDプレイヤーをオーディオに接続して、カーティス・メイフィールドのレコードとCDを聴き比べた結果、どっちの音も良いぞオイ。
これでは今まで聴いてきたものを、わざわざレコードで買いなおしている意味あるのか、、、。
いやいや「朝はカーティスをモワッとレコードで、夜はクリアにCDねっ」でイイじゃないか。
携帯の音源をBluetoothで飛ばすのも、オーディオマニアがやらなそうでイイね。
あー音楽ライフが止まらないっ。
山下
2020.11.12
出勤中、島原から引っ越してきたばかりだという迷子のおばあちゃんに「○○マンション知りませんか?」と声をかけられたので、歩いて3分の所だしマンションまで連れて行ったら、運悪くエレベーターがメンテナンスの工事中。
徒歩3分圏内を15分も掛けるばぁちゃんが6Fまで階段を登れる筈がないと困ってたところ、タイミングよく住人の若者が現れたので、2人で交互にばぁちゃんをおんぶして部屋まで連れて行った。
ありがとうと、お礼をしたいから電話番号を教えて欲しいと繰り返すおばあちゃんを見て、母親に電話しようと思いました。
山下
2020.11.11
ガーシュイン、ハックルベリー・フィンの冒険、リーバイスのジーンズなどの良きアメリカは、一体どうしちゃったの?
「トランプ的なるもの」はアメリカで未だ猛威を奮い、赤と青に分かれて内戦状態の火種がくすぶっているニュースを見るにつけ、その火種は世界中で燻っているように感じる。
なぜ持たざる人達が更に持たざる人達から奪おうとする?
そんな中にZ世代と言われる30代以下の若者達が、環境や貧困問題などに対して、昔のインテリの共産主義と異なる「ひとつのものを誰かと分け合う」自分事として、緩やかなコミュニズムへシフトする流れに希望を感じる。
昨日はその話をして「青い」と言われたが、僕はホントに非現実的な夢想家なのか。
カート・ヴォネガットも又、アメリカの良心。
このニヒルでブラックなエッセイは、湾岸戦争から9.11の時代に書かれている。
山下
2020.11.10
19時過ぎてから左右の靴下が違うことに気づきました。
裸足は辛い時期になったので、今日は我慢します。
稲葉
2020.11.09
連日のオーダーミーティングも今日まで
昨日は自分のミスで残業だったのですが、今日は撮影で残業になりそうです。
何度もリストを見直していてさっき気づいたんですが
僕は来季なにをオーダーするんでしたっけ、お客さんや友達にこれいいよ!と言った言葉に嘘はないけれど
自分の欲しい物のリストアップは間に合うのだろうか…
稲葉
2020.11.07
ミーティングも早々に終わり、WOOL & THE PANTSのレコード聴きながら書いてます。
WACKO MARIA 2021SSのオーダーがほぼ出来上がりました。
後は常連さん達からもらった予約を乗っけたら完成かな。
「安定」も「面白い」も「びっくり」もちゃんと用意ができましたよ。
山下
2020.11.06
ここ2,3日なんか一段と寒くなった気がします。
朝起きるのはどんどん億劫になりますが、色々着たいものも増えるシーズン。
個人的にはやっと楽しくなってきた具合です。
最近外食してないので、今月中には冬服を着てちょっといいご飯を食べに行きたい。
稲葉
2020.11.05
2021SS WACKO MARIAは、高いけどグリーンのスラックスを買おうと思う。
で、マイアミシャツで「ジャッキー・ブラウン」のデニーロみたいな。
自分の中にそういう閃きがあれば、次も分かってくれるお客さんが居るはず。
よし、もうブレん。
山下
2020.11.03
WACKO MARIA春夏のオーダーミーティング2日目。
当然次も予算を大幅UPで臨んだつもりが、計算してみると驚愕のオーバー額に「ここからどうやって発注を減らしていくのか・・・」と、稲葉と2人して途方に暮れる。
これからのミーティングは何かしらの挑戦を諦めていく作業に入る。
「自信があれば絶対売れるし、金なら借りるから気にするな」が言えない己の小っちゃさとkaddishの現状を痛感する。
が、吹けば飛ぶような個人商店というレジスタンスこその戦い方はある。
今の考えを煮詰めて熟成させたら、まだまだ面白い提案が出来るはず。
山下
2020.11.02
先ずは初めて目にする衝撃、次に着てみたいという欲求、最後に長年の1軍として大事にして貰う事。
最後まで1軍でいて貰う為に必要なのは、モノとしての衝撃とそれを手に入れるまでの過程で、店と店員はその水先案内人だ。
ポチっとスマホをクリックした挙句「アレ、こんなの持ってたっけ?どこで買ったっけ?」とは真逆の強烈な記憶、熱狂をお客さんと共有したい。
Ten-Cを簡単に買える人など、そうは居ないし、簡単に買って貰おうとも思っていない。
入荷する度に、今年はちゃんと売れてくれるだろうかと不安になる。
でも、袖を通したお客さんの高揚する表情と、何かぶっ太いモノで繋がり合った感覚は、何ものにも代え難い。
今年もガンバろっと。
山下
2020.11.01
稲葉が通販のお届け日時をミスったので、ボーナス減らしてもイイですよね?
山下
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