言われるまで気づかなかったんですが、稲葉と僕の付き合いはお客時代を含めるともう8~9年?になるそうです。
長ーっ、どおりで僕の老眼も進行するわけだ。
当時の稲葉はロジックという刀が抜き身のまま歩いているようで、決して人に弱身を見せない緊張感を纏っていました。
頭脳明晰で幼少期から地元では神童扱いされて、10代でミュージシャンとしてデビューしてた稲葉には周囲の風当たりも強かったらしく、そんな風に自分を守ってきたんでしょう。
そんな稲葉が先日27歳を迎え「カッコ悪いところを見せても平気になった」と言うようになり、閉店後のシャッターボックスに鍵を差したまま帰宅するようになりました。
僕はそれを成長と呼びたい、そう思いたい。
週末からの稲葉の写真展、湯気が出る勢いで唸りながら準備してるようです。
よかったら行ってあげて下さい。
山下