昨日観た「像は静かに座っている」という4時間近い映画に圧倒されて、その余韻は今も残っている。
現実の生ぬるい地獄の中で諦めてしまった登場人物たちは、もはや何がおきても感情を爆発させる力は無いけど、救いのない物語の中にあえて光を求めるなら、それはこの映画を見る自分が登場人物たちに感情移入して、手に触れ、肩を抱き、頭を撫でたいという気持ちに駆られた事か。
タル・ベーラに師事してこの映画でデビューしたフー・ボー監督は、完成後に自身でこの世を去ったとの事。
山下
2019.12.13
昨日観た「像は静かに座っている」という4時間近い映画に圧倒されて、その余韻は今も残っている。
現実の生ぬるい地獄の中で諦めてしまった登場人物たちは、もはや何がおきても感情を爆発させる力は無いけど、救いのない物語の中にあえて光を求めるなら、それはこの映画を見る自分が登場人物たちに感情移入して、手に触れ、肩を抱き、頭を撫でたいという気持ちに駆られた事か。
タル・ベーラに師事してこの映画でデビューしたフー・ボー監督は、完成後に自身でこの世を去ったとの事。
山下