先ずは初めて目にする衝撃、次に着てみたいという欲求、最後に長年の1軍として大事にして貰う事。
最後まで1軍でいて貰う為に必要なのは、モノとしての衝撃とそれを手に入れるまでの過程で、店と店員はその水先案内人だ。
ポチっとスマホをクリックした挙句「アレ、こんなの持ってたっけ?どこで買ったっけ?」とは真逆の強烈な記憶、熱狂をお客さんと共有したい。
Ten-Cを簡単に買える人など、そうは居ないし、簡単に買って貰おうとも思っていない。
入荷する度に、今年はちゃんと売れてくれるだろうかと不安になる。
でも、袖を通したお客さんの高揚する表情と、何かぶっ太いモノで繋がり合った感覚は、何ものにも代え難い。
今年もガンバろっと。
山下