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2022.01.14

 

 

 

 

60年代末に結成されて以来、正式なレコーディングが無く粗悪なカセット録音しか音源が存在しない謎のバンド、裸のラリーズのオフィシャルサイトが去年、突然立ち上がり、ラリーズ=水谷孝が2019年に死去していたことが知らされた。

それに伴い開かれた追悼イベントにオンライン参加して、今年リリースされる予定のアルバムの一部リマスター音源を聴いて以来、他のどのバンドを聴いても物足りない。

それからは、昔買ったラリーズの海賊版を引っ張り出して聴いてる。

基本どれも単調な2~3コードの曲に、水谷の暴力的にデカいギターと、エコーの利き過ぎで何を唄っているのかわからないヴォーカルが、「Enter the Mirror」という曲のタイトルそのままに、鏡の向こうへ連れていく。

もっとラリーズを聴きたい。

ロックには裸のラリーズが足りない。

 

Les Rallizes Denudes / le 12 mars 1977 a Tachikawa

 

 

 

山下

 

 

 

https://kaddish.jp/blog/43743

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