雨が降ろうが雪が降ろうが、10㎞がムリなら3㎞でも、走れないなら歩いても、とにかく毎日やる事にしたのは、長男が高校受験の面接で話した言葉に触発されたからです。
「部活と生徒会を両立させて、3年生からは受験の為に毎日勉強して、一つ一つ目標を掲げてクリアする事を学びました」。
「一番生徒が楽しそうにしてた」から選んだ学校は、息子の成績よりレベルが高くて、塾が無い日は毎日自習室に通っているのを見てたから、面接で語ったのは彼の心の底から出てきた言葉だという事を知っている僕は「あ、親父越えされた」と思い、居ても立っても居られなくなってしまいました。
ビートルズの「ブラックバード」はアメリカ公民権運動の時代、白人のみが入学出来る高校に黒人生徒の入学が裁判で認められても、州知事は入学を拒否して、それで国や軍をも巻き込んだ出来事がインスピレーションになっているそうです。
「黒い鳥が唄う/夜の中/その折れた翼で/飛ぶことを学ぶ(意訳)」。
生きる時代も生まれる家も選べないけど、どんな境遇でも学べて、生き方は選べる。
親ガチャ、何ソレ?と長男なら言うか?
長男は第一志望の高校に合格して、僕は昨日5㎞を走り10kmを歩きました~っ。
山下