以前から一緒に何かやれたらなと、密かにタイミングを伺っていた、ハットメーカーの「Kohsuke Inaba」さんへ会いに、新しくオープンした熊本のショールームへ行って来た。
そもそも稲葉さんとのお付き合いは、お客さんとしてTen-Cをご購入頂いたところから始まる。
自分のスタイルを持ったその佇まいに興味を持って、ある日何をやっている人か尋ねみたら、アメリカで集めた古い道具を使って、オーダーメイドの帽子を作っている職人だというから、誘われるまま受注会へお伺いした。
そこでオーダーしたボーラーハットは、稲葉さんにとっては厄介な注文だったはずだけど、僕はその出来に今も満足している。
稲葉さんのハットは、ご自身が影響を受けたアメリカンクラシックの要素が色濃いが、決してそれを押し付けない柔軟さと、モノつくり~パッケージングに至るまで、手にする人への心配りが感じられるから、これは自分にとって特別な1つになると思える。
今は乗り越えるべき壁が幾つかありますが、kaddishの特別なハットを作りますから、乞うご期待。
先ずはその予告編として、稲葉さんへのインタビューをアップするので、その際はご一読下さい。
山下