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2023.03.15

 

 

 

 

ブルースやフォークをダミ声で唄う20歳のボブ・ディラン、恐ろしく老成してる。

2000年以降のディランは、古くて作者不明な曲をベースに自作の詩を載せる、この頃と同じスタイルに螺旋が一周したように思うが、ギラギラしたサウンドの追求した60年代、アメリカンミュージックを再探訪した70年代、アンビエンスをパッケージングすることに目覚めた80年代以降の、全てを内包した常に新しいディランがそこにはいる。

アナクロに陥らず瑞々しい変化を持って提供される古い楽曲達、これをビンテージの未来感と呼びたい。

来日公演、僕は現在進行形のディランを確認しに行く。

 

Bob Dylan / Bob Dylan

 

 

 

山下

 

 

 

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