νガンダムが見たいと、ワコマリアの町井さんが言われたので、ららぽーとまで来るまでご案内した。
道中の車内で実はガンダム好きという事がわかり、スパロボ話などしつつ到着
νガンダムを見るのは自分は初めてではなかったものの、足元からは顔すら見えない巨像を皆一応に見上げ、感嘆のような声を上げている光景…
これはひょっとするとかつての大仏もこんな感じだったんではないだろうかとふと思った。
もしガンダムの立像が大仏ならば、それを東京から来たファンが見たくなるのは巡礼の旅として当然のことであり
アニメの舞台になった街が”聖地”原作本を”バイブル”と呼ぶように、ほとんどこれは信仰ではないだろうか。
だとすれば原作派、アニメ派、映画派もカトリック、プロテスタントのような物で
戒律の違うそれぞれのファン達が「いや、ガンダムは逆シャアまでが云々」と言いたくなることも納得がいく。
そしてその作中のモビルスーツをプラモデルとしてお布施を払い、写経(組み立て)ているのではなかろうか。
ららぽーとに行く前に自分の写真展を町井さんにご説明したあとだったからか、
極めて村上隆のような思考回路でνガンダムの背を眺めていました。
稲葉