文化人枠の大スター寺山修司と、日本のウォーホルに登り詰める直前の横尾忠則の共著。
エログロナンセンスなテキストとカットアップ&コラージュがクールです。
復刻の帯には「2DKまたは3DKの住まい、安定した就職口、マイホーム主義、小心なインテリの良識etc…規格化されたスクエアな世界から脱出を」…
高度経済成長期らしいどこか呑気な謳い文句だなと思うのは自分だけですかね?
当時あなた方が目指した荒野とやらは想像以上に荒涼としてますよと、結局は「脱体制」どころか体制に就いていくことになる世代に言いたい。
山下