「甲本ヒロトのオールナイトニッポン」は最高だった。
パブロック~ブルース~バブルガムポップス、またはクラフトワークからテルミンへ、膨大な知識とともにそれらの文脈をシームレスにスリリングに紹介していく様に大瀧詠一が重なった。
「クロマニヨンズの新譜はどうでもいいんです。ボクらの音楽の先にある素晴らしいロックの遺産を知るきっかけになれたらと思って、ラジオのオファーを受けました」。
クロマニヨンズの新譜はいつも通り、ロック的クリシェの応酬、なのに生まれたてのように瑞々しい。
意味や死から自由になった子供たちがレコードのなかで踊っている。
ヘイ!ワンダー / ザ・クロマニヨンズ
山下