今月のPLAY LISTは5月に亡くなったスティーヴ・アルビニさんの歴代バンドと録音を手掛けた仕事(ただしニルヴァーナもPJハーヴィーもペイジ&プラントも抜き)で選びました。
アルビニさんの音、というのが確かにあります。
亡くなった後にいろいろと調べて、マイクの位置に異常な時間をかけて録音した後は徹底してエフェクトや編集を排除する(フェーダーすらフラットだった)アルビニさんのレコーディングスタイルは、民族音楽収集家のアラン・ローマックスに影響を受けたと知り、すごく納得した次第です。
プロデューサーという肩書を嫌い、印税収入を断り配管工のように仕事を希望したインディ美学の体現者、アルビニさんに敬礼。
山下